2010/11/30

12月のお休み

あっという間に今年も師走です。早かった!
クリスマスやお正月が近付いて、ちょっとワクワクしてきますね♪

定休日 第2、第4、第5水曜日。
今月のお休みは8日、22日、29日、30日、31日です。
年末は12月28日(火)までの営業になります。

年末年始の予定は、改めてこのブログでご案内します。
定休日をお間違えのないよう、よろしくお願い致します。

S邸 壁面収納お届け

横浜市港北区S様邸へ壁面収納をお届けしました。お部屋に納まりきらなくなったものが収納できるような壁面収納を作りたいとご来店いただいたS様。以前にお店のカタログをお送りしており、ご覧になってからご来店いただいたのでした。

まず、S様のお仕事上、本や細かい箱が多く、それを収納するところが欲しいとのこと。そして、今まではダイニングテーブルとテレビを置いていた場所なので、もちろんテレビもその中に入るようにとのご要望をお伺いし、後日お伺いすることになったので、イメージを膨らませていただけるように、まずはプランを製作しました。プランは2種類。
壁面全てを埋め尽くすようなものと、壁の白を生かした吊戸タイプのもの。両方見ていただき、圧迫感がなく、壁の白を生かしたいとのことから、吊戸タイプのプランでお作りすることになりました。上の吊戸と、下の台の左端が揃っていないのにお気付きですか?間違えたからではないですよ(笑)。実は、左上の壁にエアコンが埋め込まれて付いている為、エアーが出ることを考えて、少し隙間を開けているんです。やっぱり実際のお部屋を見ないと、わからないことはたくさんありますね。そして、お昼の写真と夜の写真、よーく見ると、天井の廻り縁の分の隙間が埋まっているのがわかりますか?これは、フィラーという隙間を埋める作業を行った為です。現場ですべて設置をして、隙間を見ての完全手作業です。やっぱり、フィラーが入るとほんとにピッタリで、キレイです♪実は、このお部屋に元々あった照明用のシーリングが比較的壁に近い位置にあった為、吊戸部分の扉を開けると今お使いの照明器具に当たってしまうという問題が!そこで、照明プランも同時にご提案。
扉に当たらないよう、後付けタイプのレールを設置し、スポット照明を取り付けました。壁や天井にも当てることで、かなり明るくなります。さらに、元々お部屋の壁の右下にある、電源を取ろうとしていたマルチコンセントが、お作りするボードの奥行き以上の場所になることがわかり、コードが見える状態になってしまうことに!そこで、お届けの前に電源の位置を屋根裏収納の下を通して移動し、ボードでコンセント位置が隠れるようにしました。全然言わなければわからない作業ですが、キレイに納める為には、こういったことも行います!!吊戸には照明を入れて、白い壁がキレイに映えてよりスッキリ見せてくれています。お花やお写真など、飾るのも楽しみですね♪お届けの際には、「オーダー家具は初めてだったのですが、おもしろいものですね。イメージがカタチになるのを実感しました。」とのお言葉。やっぱり、そう言っていただけると、本当に嬉しいですね。
設計をした店長も、お届けが終わって改めてS様の完成した写真を見て、「かっこよかった!!」と、連呼していました(笑)。

実はその後、奥様より改めてお喜びのメールと共に、ダイニングテーブルの買い替えたいとのご依頼をいただき、伸長式のダイニングテーブルと椅子を現在製作中です。また完成しましたらこのブログでご紹介させていただきます。
S様、ありがとうございました!!ダイニングテーブルと椅子の方、もうしばらくお待ちくださいませ♪

2010/11/27

T邸 ソファ補修

横浜市保土ヶ谷区T様邸のソファを補修しました。以前に、TVボードやサイドボードなどをご購入いただいており、床を補修するので、以前に設置した家具を移動して欲しいとのことでご連絡いただいたT様。
移動のご相談で久しぶりにお会いし、移動するお日にちを、お約束をさせていただきました。それ以外にも、お久しぶりの再会だったので、今回の家具移動の話以外にも花が咲き、その中でソファを張り替えるというお話を伺い、家具移動の際にソファを見せていただくことになりました。花柄が印象的なクラッシックなデザインの、木のフレームにクッションを置いているタイプのソファ。
長く愛用されていたようなのですが、木部の痛みはほとんどなく、クッションの中身の交換と、カバーを1セット作り直すことになりました。生地は今までが印象的な柄の入ったものだったので、無地でないものがいいとのご希望。いくつかサンプルをご用意してお伺いし、実際にお部屋や、ソファのフレームなどに合わせてみながら、同じ花柄でも、少し色も落ち着いた大きな花柄のこの生地に決定しました。生地を変えるだけで、随分雰囲気も変わりました。
フレームとも合っていて、以前よりちょっとモダンで可愛らしくなったと思いませんか?
何より、並んでいるクッションの柄が全て同じになっているのが、当たり前かもしれませんが、職人技だなぁと密かに感心してしまいます。

私はT様にお会いするのは初めてだったのですが、このような形でお会いできてとっても嬉しかったです。家具のその後の様子も見せていただくことが出来ましたし、お話も伺えて楽しかったです。なかなか家具って買い替えることもないので、お届けの後は少し疎遠になってしまうことも多いのですが、展示の入れ替えをしたり、レイアウトを変えたりと、ちょこちょこ店内も変わっています。
「もう前に買い揃えたからなぁ。」という方も、店内は変わってもお店の場所は変わりませんので、お近くにお越しの際は、お気軽にお越しください♪

2010/11/25

D邸 サイドボードお届け

横浜市港南区D様邸に特注サイドボードをお届けしました。以前からお店の事はご存じで、お部屋の家具は一通りそろえられていたのですが、お近くにお越しの際に、「ちょっと寄ってみよう。」とご来店いただいたD様。
質感のあるものがお好きで、無垢材や家具のお話でオーナーや店長と話が盛り上がり、その中で、実はサイドボードをどうにかしたいと思っていたとのお話があり、「じゃあ1度見に行きますよ!」と、早速ご来店いただいたその日に伺うことに。

早速、実測で採寸させていただいたので、実際のものを見ながら、今の気になる点や、こうして欲しいという点をお伺いし、後日、プランをご提案することになりました。

まず、ドアのある通路側は角が出っ張らないようにしたいということで角を取り、オープンでない方がいいとのことだったので、扉を付けました。また、この部分の扉は、板だと重くなりすぎてしまうのも気になるとの事だったので、ガラスにしたのですが、中身が見えすぎないようにしたいということで、素材を幾つかご提案。サンプルの中から選んでいただいた、少しミラー感のあるフィルムを張ることにしました。もう一通り揃えてしまわれた後だったので、私たちのご提案にも慎重になり、色々と悩まれていたのですが、幾度かお打ち合わせさせていただいた最終的なデザインにご納得いただき、お作りすることになりました。

実は、今お持ちのサイドボードが、壁に直接付いてしまっているものだったので、お届け日の少し前にお手持ちのサイドボードの撤去作業と、壁の補修を行い、当日は設置のみを行うことになりました。今回、一部の壁が少し出ている特殊な形状だったので、上の飾棚の部分は、奥行きを少し縮めて、壁を囲んで隠すように設置しています。
隙間もなく、天井までかなりピッタリに納まっているのがわかりますか?実は、どうしても、設置の際にピッタリ作りすぎてしまうと、壁を傷つけてしまったり、壁や床のちょっとしたゆがみで入らないこともあるので、製作の際は1㎝ほどのクリアランスをみて作ります。その隙間が気になる場合は、フィラーという隙間を埋める作業を行います。職人が現場で隙間を見ながら、鉋でミリ単位の調整をし、取り付けます。今回D様も、フィラー作業が入ったことで、ピッタリ納まりました。今回の特徴はやっぱり、下のかくかくっとした扉ですね!!3rdでは初めてのデザインですが、スタッフ一同大絶賛!!かなりカッコいいです!!私は、「なんかこだわりのD様っぽい・・・。」と思ったのですが、そう思ったのは、私だけだったようです(笑)
でも、私たちの自己満足ではなく、当のご本人D様もお気に入りいただけたとの事。悩まれた末だってので、ちょっとドキドキしましたが、喜んでいただけて良かったです♪
このデザインこれからもたびたび登場するかもしれませんよ。お楽しみに♪

2010/11/21

S邸 特注スツールお届け

横浜市戸塚区S様の特注スツールをお届けしました。ご自分の為の理想のスツールをお探しでご来店いただいたS様。
お部屋の2段ベッドにあがる際に、今お使いのステップが大きいのでなんとかしたいと、ご自分の中で「理想のカタチ」のイメージを膨らませていたS様。詳しくお伺いし、デザインと共に構造を考え、図面や絵にして確認していただくという作業を何度か繰り返し、決定していきました。

今回のものの中で大きなポイントが3点あります。
①サイズW400×D350×H550。特に座面の高さが550㎜。通常ダイニングテーブルと合せることを考えると少し高めのサイズなのですが、2段ベッドの上にあがる時のステップにした時に、S様自身がこのサイズがちょうどよいとのことで決定したサイズ。

②折りたたみ式。普段使わない時は折りたたんでしまっておきたいとのこと。なるべく小さくなるように、理想の形に合わせた一番いい構造を提案しました。
③座れる。ステップとしての要素が強いのですが、やはりちょっとした時には座れるようにし、せっかく作るんだからということで、張地は革でカッコ良く仕上げたのですが・・・スイマセン!!座面の写真がなくて・・・(汗))図面を書いていた店長は、製作をする工場長と構造について何度も確認をし合い、可動する部分を検討しながら図面を書き、いざ製作!!となっても、曲線が多いデザインだったので、治具という部材を作る為の部材を作り、機械や手鉋を駆使して・・・と、それぞれに大変そうでした。
完成した時は「おーっ!!すごーい!!」と私たちも嬉しくて、改めて「本当に何でも出来るんだなぁ・・・。」と、スタッフながらに感心してしまいました(笑)理想のものを既製品の中から探すのって、実際にあるのかもわからないし、結構時間もかかるし、大変ですよね。色々なお店を見て回られたのになかなかご自分の理想のものがなく、オーダーするしかないとお越しいただいたS様。絵や、図面、似たような折りたたみ式のものでご説明はさせていただいたのですが、お届けの際には、改めて「なるほどー。」と、お喜びいただきました。
自分の為のものが出来るって楽しいですよね♪きっと大切に長くお使いいただけることと思います。S様ありがとうございました。また、お近くにお越しの際は、その後の感想などお聞かせ下さい。

2010/11/17

S邸 AVボードお届け

横浜市戸塚区S様邸へTVボードをお届けしました。以前にチェリー材のリビングテーブルと、壁1面を使ったキャットウォークをお作りしているS様。(2009.4月のブログ)
実は、キャットウォークをお作りすることになった時からカウンター下収納とTVボードのご相談をお伺いしていたのですが、色々お話をさせていただく中で、「まずはキャットウォークを作りましょう!」とご提案し、その時一緒にお作りすることにならなかったのですが、お部屋の様子も落ち着かれたとのことでご来店いただき、改めてご相談をお伺いしました。

テレビボードを設置する場所がキャットウォークと同じ壁面の左端。「キャットウォークを動かさないといけないのか・・・そのままで大丈夫なのか・・・。」と、置けるサイズがイメージできずに悩まれていたのでお部屋を見せていただくことになり、その際に、ちょうどお店に展示で置いてあったチェリー材のTVボードでサイズのイメージをしていただこうと、一緒に持っていくことになりました。準備をして後日お伺いし、まずはキャットウォークとの久々の対面です!
「いつもここで遊んでいて、一番上の広い所でよく寝てるんですよ。」とS様。設計したイメージ通りに遊んでくれているようで、オーナーも満足げ。
早速イメージをと、TVボードを設置してみると、予想以上にお持ちしたTVボードがサイズも色もピッタリ♪このチェリー材というのは、最初の出来たては白っぽくて、赤というよりピンク色といった感じ。完成してからしばらく、お店に展示してあったので、色もいい感じに赤みを増しており、キャットウォークのチェリー材や、元々お持ちだったダイニングテーブル、お作りしたリビングテーブルの時を経て赤みを増したチェリー材とも、かなり馴染んでます!!
そこで、色の変化をご存じのS様から、「ピッタリですね!最初から同じ色合いの方がいいので、このまま置いていっていただけませんか?」とのお話が。
こんなにハマっているものを「NO!」と言うはずもなく、そのままお届けとなりました♪こういったTVボードは普段、サイズを測ってから作っているので、こんなこと滅多になく、今までお店に展示として置かれていたのは、いい色になってからS様のお宅に行く為の準備だったのかな?と思う今回のお届けとなりました。
ネコちゃんも気に入ってくれたかな?新たな遊び場??(笑)としてよろしくね♪
今回またカウンター下収納のお話が先延ばしになってしまいましたが、またお気軽にご相談下さい。S様、ありがとうございました!!

2010/11/15

M邸 コタツお届け

横浜市戸塚区M様邸へコタツをお届けしました。「無垢材でカッコいいコタツはできますか?」とご来店いただいたM様。
やっぱりこの時期には欲しいアイテム!でも、夏場には普通のテーブルとして使えるようなデザインのカッコいいコタツってなかなかないですよね。
M様も今お手持ちのものがあったのですが、よりカッコいいものをと思いお越しいただいたのです。やっぱり素材は無垢材で!そうなると、どうしても気になるのは天板の反り。それを止める為の構造と、ヒーターの取り付け方などをご説明させていただき、製作することとなりました。基本的にコタツというのは脚と天板の間に布団が入りますので、脚と天板が分かれる構造です。脚の部分を組んだ真ん中にヒーターが入るのですが、直接天板と接触しないように合板を入れています。
サイズは、今お使いのものをベースにW1200×D800×H380です。高さは普通の座卓を考えるとちょっと高いのですが、座椅子を使われるということでしたので、それに合せました。ちょっとしたことですが、こういった高さ調整が出来るのもオーダーならではですね。そして、厚み27㎜の天板の裏には、脚と重ねた時に邪魔にならないように、厚みから出張らないステンレスの長い板を反り止めとして3本入れました。今回の無垢材コタツのポイントです!実は毎年この時期になると、必ず1度はお問い合わせいただくこのアイテム。残念ながら今まで商品になることは無かったのですが、今回M様のおかげで無事商品としてお届けすることが出来ました。製作中から見ているスタッフの間でも「カッコ良かった!」と大絶賛で、3rdとしても嬉しいお届けとなりました。なんとか今年の冬に使っていただこうと、工房の方もがんばってくれたので、ちょうどよい季節にお届け出来て良かったです。これから本格的に寒い季節がやってきますが、冬の新しい主役としてかわいがってあげて下さい。M様、ありがとうございました!!

2010/11/12

Y邸 サイドボード、テーブルなどお届け

東京都大田区Y邸にサイドボード,bliss table,chair 2031,特注テーブルをお届けしました。チラシを見て電話でお問い合わせ頂いたY様。ご要望を詳しくお伺いし、それを基に資料を作り、早速その日の夕方お伺いすることになりました。TVをダイニングに座ってみる為、下台の高さを750mmにしています。TVを見るのにストレスにならないギリギリの高さで、なるべく沢山の収納力を確保出来るようにデザインしました。またこのボードの手前にダイニングテーブルを置く為、空間と導線を考慮し下は引戸になっています。開き扉を開けるクリアランスを見なくていいですし、手掛りも主張しないデザインにしているのでスッキリします。
ダイニングセットは3rd定番のbliss tableとchair 2031です。実はY様、お電話でのお問い合わせだったので、お店を見ていただいていません。なので、写真資料や素材サンプルなどをお持ちして質感やデザインを見ていただきました。テーブルなどはその方法でご説明させていただいたのですが、やはり椅子は毎日体をあずけるもの。事前にお電話でご要望(機動性重視、肘掛けが無く軽いもの)をお伺いした内容から、何点かピックアップしてご自宅にお持ちして、このchair 2031に決定しました。

そして、やはり今回のオーダーのポイントは車椅子で生活されているご主人様の為のテーブルではないでしょうか。以前は介護用のテーブルを使っておられたのですが「せっかくならダイニングテーブルと素材感を合わせたい!」というご希望を叶える為、サイズは以前使っていた物をベースに設計し、ウォールナットの突板でお作りました。
天板は使いやすいように身体の入る部分を半円形に削り、高さは車椅子で使いやすいようにしたので、ダイニングテーブルとは少し段差がありますが、幅はダイニングテーブルの短手に合わせたので、スッキリ納まったのではないでしょうか?生活が落ち着かれ、これからはご主人様と共に家で過ごす時間が長くなるから、いいものに囲まれた空間で過ごしたいとおっしゃられていた奥様も、お届けの際には「素敵ですねー!統一感も出ていいですね。」と、とってもお喜びいただきました。
これから先、新しくなったこのお部屋で、ご家族と、そしてご主人様と楽しい時間を過ごしていただければと思います。Y様ありがとうございました。

M邸 テーブル、椅子お届け

横浜市戸塚区M様邸にAD table、kuku chairをお届けしました。「カウンターチェアはありますか?」とご来店いただいたM様。
色々お話をお伺いしてみると、今はソファの前に置かれた座卓でお食事をされたり、団欒されたりと、椅子ではなく床座での生活をされているとのこと。今後引越しをする可能性もあるから、しっかりと大きなダイニングセットはまだいらないけど、ちょっとした作業も出来るように、せっかくあるカウンターを利用したいと思い、カウンターチェアをお探しとのことでした。それであれば、朝食やちょっとした軽食を取れるくらいの大きさのテーブルで、向かい合えるものがいいのではないかと、このAD tableをご提案。角度をつけてひねった脚が特徴的なカッコイイデザインのテーブルです!!サイズはφ600なので、お2人でしっかりとしたお食事を・・・と考える方には少し小さいかもしれませんが、今回のM様にはピッタリの大きさ!M様も、椅子に座る生活スタイルと、床座での生活スタイルのメリハリをつけたいと考えていらしたようで、ご提案をお気に入りいただき、お届けすることになりました。

合せた椅子はこのkuku chair。一般的には後ろ足が背もたれを支える物が多いのですが、この椅子は前脚が背もたれに回り込んでおり、パイプ椅子と同じような構造で背もたれを支えているのが特徴の、おもしろい椅子です。張地は、お手持ちのソファが白だったのですが、あえて同じ色ではなく赤色に。あまり物を置かれていないお部屋だったので、赤と白のコントラストでお部屋が華やかな印象になりました。M様もお届けの際には「赤色やっぱり可愛いですね♪」とご満足いただきました。今では椅子の生活をとても楽しまれているようで、カウンターの前に置かれたこのお家カフェスペースで、ご夫婦一緒にお酒を楽しまれているとの事。なんだかその様子が目に浮かび私も嬉しくなりました♪これからも、椅子座と床座のメリハリのある生活スタイルを楽しんで下さい。M様ありがとうございました!

2010/11/09

A邸 椅子補修 ・ T邸 椅子補修

横浜市戸塚区A様邸の椅子、横浜市戸塚区T邸の椅子の補修をしました。
ここ最近、座面張替のご依頼が多かったので、そのうちの2件を今回はご紹介させていただきます。

まずは、ご自宅がお近くということもあり、3rdのことをご存じでご来店いただいたA様のダイニングチェアです。
「座面の生地の部分が汚れてきたので直せますか?」とのご相談を受け、まずは現状の状態と、形状を確認したいことをお伝えし、後日お伺いすることになりました。
早速見せていただくと、座面の張地は白い織りのある生地だったので、少し汚れが気になる状態。木部が壊れていたり、大きな傷が付いているわけではなかったので、椅子の座面のみ張替えをすることになりました。今回生地は、特に全く違うものに変えることはせず、同じようなものを探して張ることに。張替え前の写真を撮り忘れてしまったので、比較することが出来ないのですが、ほとんど一緒です。
お届けの際にA様も、「ほとんど一緒ですね!前より生地がしっかりしてるかも。」と、とってもご満足いただきました。
そしてもう一点、以前サイドボードをお届けしているT様のダイニングチェアです。
T様も、「座面が破れてきてしまったので、張替えができますか?」とご来店いただき、後日お伺いしました。新しく張る生地はメンテナンスのしやすさを考え、ビニールレザーを張ることに。
以前の椅子は柄が付いていたのですが、今回はシンプルに無地です。お茶やコーヒーがこぼれてもサッと拭き取れるのがいいですね。ダイニングチェアだと、やはりみなさん、汚れを気にされます。
「でも、ビニールレザーって見た目どうなの?」と、気になる方も多いのではないでしょうか。最近は本革と見間違うようなビニールレザーも多く出ていて、その中でもおススメのサンプルを何点かご用意し、見ていただけるようにしています。
今までも何回かご紹介していますが、今後もちょこちょこ出てくると思いますので、色のバリエーションも豊富なビニールレザーに今後注目してみてください♪椅子の補修は、新しいものを作る私たちオーダー家具の3rdの本筋の仕事とは少し違うように思われるかもしれませんが、「気に入ったものを長く使う」という意味では補修は必要なことでもあり、その気持ちは私たちにとって、嬉しいことでもあります。
使い慣れたものって、やっぱりいいですよね♪
A様、T様、新しくなった椅子をこれからも大切にお使い下さい。ありがとうございました!