2012/05/25

O邸 ダイニングテーブル・ダイニングチェア お届け


横浜市青葉区のO邸にダイニングテーブル414とダイニングチェア205をお届けしました。

ダイニングセットをお探しだったO様は以前にも一度、来店いただいていて、
「やっぱり3rdさんでお願いしようと思って!」
としばらくして改めて来店下さいました。
そこでオーダーいただいたのが、ダイニングテーブル414とダイニングチェア205です。

ダイニングテーブル414は、天板の厚みが27mmと少しシャープな天板ですが、ウォルナットの力強さを伝えながら重厚さを抑えたデザインです。
小さなお子様がいらっしゃるO様は、
「子供のために、できるだけ角を少なくした形にしたいんです。」
とご要望いただきました。

そこで今回は、四隅に配置された脚を少し内側に寄せ、天板の四つ角を丸く落しました。

そして内側に寄せた脚をすっきり見せるために、脚先に向かって細くしていく「絞り」という加工で、全体のバランスを整えました。

この様な細かい仕様にお応えできるのが、既製品ではできないオーダー家具の魅力です。
シンプルな構造のものは、シャープな印象を受けがちですが角を少し落とすだけでも、見た目の印象も柔らかくなります。

そしてダイニングチェア205は、奥様の身長に合せて座面の高さを390mmに設定しました。
さて、テーブルの高さと椅子の座面の高さの差を「差尺」と呼びます。
この「差尺」は、270mmから300mmの間で決めると使いやすい組み合わせとなります。
差が大き過ぎると脇が空いてしまって落ち着かずに肩が凝ってしまったり、反対に小さすぎると猫背になってしまい、疲れやすくなってしまいます。

これでは家族の団欒の場であるダイニングが台無しになってしまいますよね。
それでは、身長の違う家族みんなが快適にダイニングで過ごすには・・・!?
椅子の座面の高さを成人された家族の中で一番小柄な方に合せるのがポイントです。

その人がゆっくりと背もたれに寄りかかり、それでいて踵のうかないサイズの椅子を選ぶ!大きい方は、半歩脚を投げ出してください。

そこから適性の「差尺」を意識してテーブルの高さを設定します。
今回は、390mmの椅子の座面の高さに対して、ダイニングテーブルの高さを660mmに設定しました。「差尺」は270mmで、小さめの差尺では、使用している時に肘を天板に掛けやすくなるので、より落ち着いた使用感となります。
270mm~300mmのたった30mmの差でも使用感は違います。
皆様も是非一度お試しください。

さて、お届けに伺ったO様のお宅はダイニングテーブルの角の形状にこだわれた通り、床にコルクパネルを敷き込むなど、いろんなところにお子様への優しい気遣いが見受けられました。

無事に配置を終えると、
「角の丸みも脚の形もいい感じですね!ありがとうございます!」
とお喜びの表情!

O様のお子様への優しさの詰まったダイニングセットお届けできた事、大変うれしく思います!
O様、ありがとうございました!またのお越しをお待ちしております!

3rdでは、お客様と一緒に細かい仕様までしっかり考えながら、デザインを起こしていきます。少しでもお悩みやご要望があれば是非ご来店いただき、スタッフまでご相談下さい!

お待ちしています!



0 件のコメント: