2011/04/23

B邸 壁面収納お届け

横浜市港南区B様邸へ特注壁面収納をお届けしました。お引越しを機に壁面に収納を作りたいとお越しいただいたB様。
何度かご提案→メール→ご提案→ご来店という、オーダー家具の第一段階の工程を繰り返し、ご新築のマンションの完成と共に採寸にお伺いして、お作りすることになりました。

かなりスッキリとしたデザインの壁面収納です。
素材もかなり悩んで見えたので、木材サンプルを使って実際のご自宅で見て、イメージを膨らませていただけるようにしました。最終的に素材はメープル材で仕上げて、壁一面、天井まである板戸タイプの収納ですが、かなり明るいイメージになりました。いつも出張りをあまり付けないようにする為に扉はプッシュオープンにすることも多いのですが、プッシュオープンタイプでない方がいいとのご希望だったので、なるべくシンプルな手掛けを付けています。全体的にスッキリとしているので、同素材での手掛けが程よいバランスでちょっとしたアクセントになり、キレイですよね♪まず、お掃除道具を入れる場所が欲しいということでしたので、縦に長い収納スペースに稼働する棚を入れることで、掃除機だって楽に入ります。
意外と長いものって収納するスペースがなかったりしますので、便利に使っていただけるスペースになったのではないでしょうか。
小さなお子様もいらっしゃるとのことでしたので、奥様にはリビングの収納は嬉しいですよね♪可動棚が多いので、お子様の成長に合せて変かわる物にも、その都度合せて使っていただけると思います。右端のオープン部分には電話を置けるようにサイズを設定し、電源も取れるようにコンセントを移設しています。真ん中のガラス扉はディスプレイスペースとして照明を入れました。全体的に縦の木目を意識したデザインなので、枠のないガラス扉にすることで全体的にスッキリとした印象で納まりました。
季節ごとに変えてみたりして、この部分に飾るものを選ぶのも楽しいですね♪実は、扉を閉めてしまうとまったくわからないと思いますが、左と右で中の奥行きが若干違っているんです。
天井に梁が出ていたり、左側の壁の奥行きが出ていたりと、お部屋の壁が完全なフラットではなかったので、そこは採寸させていただき、正面からはわからないようにキッチリと納まりました。
また、わかりにくいかもしれませんが、下の写真と最初の写真と比べると、上と右側の隙間が埋まっているのがわかりますか?フィラーと言う隙間を埋める作業をしたことで、置き家具なのに最初からそこにあったようにピッタリと納まりました。
最近はテレビボードとしての壁面収納のご依頼が多かったので、いつもとは違うタイプの壁面収納になりましたが、デザインした店長も、納まりのキレイさにかなりご満悦の様子でした♪
天井までの壁面収納をお考えの方のお話をお伺いすると、皆様気にされているのが「圧迫感」なのですが、ここまでスッキリと壁のように納まってしまうと、圧迫感とか全然感じないです!買い足してバラバラの高さのものが横に並ぶよりも、壁自体をデザインしてしまう方がスッキリすることを、納まった壁面収納を見ると改めて教えてくれているような気がします・・・。
B様ありがとうございました!末長く使い込んで下さい!!

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