2010/11/30

S邸 壁面収納お届け

横浜市港北区S様邸へ壁面収納をお届けしました。お部屋に納まりきらなくなったものが収納できるような壁面収納を作りたいとご来店いただいたS様。以前にお店のカタログをお送りしており、ご覧になってからご来店いただいたのでした。

まず、S様のお仕事上、本や細かい箱が多く、それを収納するところが欲しいとのこと。そして、今まではダイニングテーブルとテレビを置いていた場所なので、もちろんテレビもその中に入るようにとのご要望をお伺いし、後日お伺いすることになったので、イメージを膨らませていただけるように、まずはプランを製作しました。プランは2種類。
壁面全てを埋め尽くすようなものと、壁の白を生かした吊戸タイプのもの。両方見ていただき、圧迫感がなく、壁の白を生かしたいとのことから、吊戸タイプのプランでお作りすることになりました。上の吊戸と、下の台の左端が揃っていないのにお気付きですか?間違えたからではないですよ(笑)。実は、左上の壁にエアコンが埋め込まれて付いている為、エアーが出ることを考えて、少し隙間を開けているんです。やっぱり実際のお部屋を見ないと、わからないことはたくさんありますね。そして、お昼の写真と夜の写真、よーく見ると、天井の廻り縁の分の隙間が埋まっているのがわかりますか?これは、フィラーという隙間を埋める作業を行った為です。現場ですべて設置をして、隙間を見ての完全手作業です。やっぱり、フィラーが入るとほんとにピッタリで、キレイです♪実は、このお部屋に元々あった照明用のシーリングが比較的壁に近い位置にあった為、吊戸部分の扉を開けると今お使いの照明器具に当たってしまうという問題が!そこで、照明プランも同時にご提案。
扉に当たらないよう、後付けタイプのレールを設置し、スポット照明を取り付けました。壁や天井にも当てることで、かなり明るくなります。さらに、元々お部屋の壁の右下にある、電源を取ろうとしていたマルチコンセントが、お作りするボードの奥行き以上の場所になることがわかり、コードが見える状態になってしまうことに!そこで、お届けの前に電源の位置を屋根裏収納の下を通して移動し、ボードでコンセント位置が隠れるようにしました。全然言わなければわからない作業ですが、キレイに納める為には、こういったことも行います!!吊戸には照明を入れて、白い壁がキレイに映えてよりスッキリ見せてくれています。お花やお写真など、飾るのも楽しみですね♪お届けの際には、「オーダー家具は初めてだったのですが、おもしろいものですね。イメージがカタチになるのを実感しました。」とのお言葉。やっぱり、そう言っていただけると、本当に嬉しいですね。
設計をした店長も、お届けが終わって改めてS様の完成した写真を見て、「かっこよかった!!」と、連呼していました(笑)。

実はその後、奥様より改めてお喜びのメールと共に、ダイニングテーブルの買い替えたいとのご依頼をいただき、伸長式のダイニングテーブルと椅子を現在製作中です。また完成しましたらこのブログでご紹介させていただきます。
S様、ありがとうございました!!ダイニングテーブルと椅子の方、もうしばらくお待ちくださいませ♪

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