実は今までに、デスク、ベッド、リビングテーブル、サイドテーブルをお届けしているN様邸。2010年3月27日付のブログでもご紹介させていただいている、サイドテーブルとリビングテーブルをお届けの際にもおっしゃっていた、ダイニングテーブルをお探しでご来店いただいたのでした。
リビングテーブルをウエンジでお作りしていたので、ダイニングテーブルは同じ茶色のウォールナットでどうかとご案内させていただいていたのですが、お店にあったこのサペリの木目の美しさをお気に入りいただき、こちらを納めさせていただく事になりました。
このサペリという木は、別名:サペリ・マホガニーとも呼ばれている、このブログでは初めて登場する名前ではないでしょうか。
まず、マホガニーというのは、昔から世界的な銘木の一つで、その中でもホンジュラス産マホガニーが最高級品として有名なのですが、現在は伐採禁止になっています。そこで、同じセンダン科の、木目や風合いがよく似たこのサペリが代用として使われることもあるようです。
と、木の説明が少し長くなりましたが、このサペリのダイニングテーブルは、本当に木目がキレイな厚みもある1枚板で、お店の展示として、とてもよい雰囲気をかもし出してくれていました。
N様がお気に入りいただいたお気持ちがよく分かる美しさです。
実は、N様がこの椅子を見たのは、このお届けの時が初めて。
以前から少しゆったりとしたアームチェアを合わせたいとお考えだったN様に、まだスケッチのnene chairをご紹介しており、その後、加工しやすいイチョウで試作していたものをご覧いただいたのです。厚みのあるこの板に合わせるのは、ある程度大きさのある椅子の方が相性がいいとご案内させていただき、まだ見ぬnene chairの完成を待って、お届けさせていただいたのでした。

工場長デザインのnene chairの第一号たちを、大切にお使いいただければと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿