2012/10/30

F邸 ダイニングセット お届け

横浜市青葉区のF様に3rdオリジナルダイニングテーブル、ブリスとチェア2031をお届けしました。


以前からダイニングセットをお探しで何度もご来店されていたF様の奥様。
お部屋のイメージやすでに使われている周りの家具との相性を考えて、ウォルナット材でダイニングセットを作りたいとお話を伺っていました。
脚が四つ角について、椅子などを置くスペースにゆとりがあり、厚みがあり木の無垢材の魅力をしっかりと伝えてくれる天板をもったブリステーブルに

「やっぱり無垢材は高級感もあるし、温かい雰囲気もありますよね!」

と奥様は一目惚れ!


迷われたのは椅子でした。
奥様は何度かのご来店の中でチェア2031の座り心地をお気に入りいただいていたのですが、
ご主人が大変お忙しい方でなかなか試し掛けできず、決めかねていました。
椅子の座り心地とテーブルのとの高さの関係がダイニングでの居心地を決めます。

「ちゃんと主人にも試して貰ってから椅子を決めたいんです!」

とダイニングセットに妥協したくない奥様のお気持ちに私たちも共感!しばらく待ちする事になりました。
そしてある日曜日、ようやくご主人も一緒にご来店され早速、チェア2031を試していただくと、

「お~!これいいじゃん!背中をしっかりと支えてくれる感じだねっ!」

とようやくダイニングチェアは2031で決定!
そうでしょう!という奥様の表情がとても印象的でした~!
そして高さについては、椅子のシートハイが420mm、テーブル700mmの理想的なサイズでご用意。

このような経緯で決定したチェア2031。

今回は張地が特別仕様となっています。
3rdでは、ご紹介している椅子にはそれぞれ定番の張地をご用意していますが、リクエストがあれば特別に生地を取り寄せて張り込む事もできます!
F様ご夫妻がご希望されたのは、この2パターン。



光沢があり手触りがサラッとした質感のある生地と型押しが特徴の本革のタイプをそれぞれ2脚づつでご用意!


樹種をウォルナットで統一されているので張地が変わっていてもダイニングセットとして違和感などはまったくありませんし、両方ともF様ご夫妻にお似合いのもの!
お届けするとお部屋の雰囲気との相性もバッチリでした。


実は、テーブルのサイズも細かくご注文いただきました。

ヒアリングの中で幅1500mm×奥行き800mmのサイズでご提案させていただいたのですが、実際にそのサイズのテーブルを試していただき、もう1cm、もう1cmと細かくサイズ感を想定し、今回は幅1550mm×奥行き830mmというサイズでのお届けになっています。


「決定までに少し時間がかかったけど、お願いして良かった!ウォルナットの木目もしっかりとしていてきれいですね!」

とお喜びの奥様。ご主人も

「うん、かっこいいし落ち着きもあるね!」

とご納得の様子!F様ありがとうございました!


3rdでは、

「あるものを選ぶのではなく、一緒につくっていく」

という考えで家具をデザイン、製作していきます。
それは例えば壁面の収納や特注の家具ばかりではなく、この様なダイニングセットも同じです。
基本の形からサイズを考え、素材を選び、仕様にとことんこだわる。
そうする中でつくった家具は、家庭の中で一生付き合っていける道具となっていくのだと思います!

皆様もぜひ3rdにお立ち寄りいただきご希望やお悩みをお話し下さい!
3rdと一緒に一生ものの家具をつくっていきましょう!

お待ちしています!



2012/10/27

H邸 特注テレビボード お届け

川崎市宮前区のH邸に特注テレビボードをお届けしました。


 
「テレビボードがなくて、ボードと一緒にまわりのものも一緒に収納できるようなものが欲しいんです!」
とH様。
お話を伺うと

・現在はテレビボードがなく、床に置いた状態でテレビを見ている。低めの位置に慣れてしまったので極力高さは低くして欲しい。
・テレビ周りにあるレコード、CD、レコードプレーヤーや本をしっかりと収納出来るボリュームが欲しい

とのご要望でした。

お部屋の寸法と収納物の大きさを詳しくヒアリングさせていただいてプランをおつくりすることになりました。

がっ!!

収納物のボリュームとご希望されているボードのサイズがなかなか合わない。。。
また設置予定の壁面右の袖壁には点検口もあり、万が一のための事も考慮しなければなりません。


コンセント移設のための配線の取りまわしや、収納物のレイアウト、そして点検口などの課題をクリアしてお届けしたボードがこちらです!!


まずは、一つ目の課題、高さについては収納するレコードの高さを基本として、脚の高さ、箱の構造材の厚さを足したミニマムの寸法550mmとなりました。

次に幅の寸法ですが、普段の仕様ですとボード本体と壁の間にある程度の隙間を設け、フィラー材で、その隙間を埋める作業を行います。
しかし今回は、少しでも幅を大きく取るために本当にギリギリまで壁側まで近づける寸法で製作しました。


この様に壁にくっついてしまうと、端の扉を開く時に壁をこすってしまうんじゃないか!?とご心配される方もいらっしゃると思います。
しかし、それももちろん想定済み!!
扉を少し前に押し出すような形で開ける事のできる特殊な丁番を使用しているため問題なく開け閉めできるようになっています!


点検口については、右側扉二つ分を分割した箱で製作しています。
分割式にすることで、点検口を除く場合、連結を解いて右側の箱だけを引き出す事が出来き、見た目はひとつの箱のような仕上がりになります。


これは、材料の選定や寸法正確に上げてくる職人の技の見せどころ!
連結の方法は、プラスドライバーで脱着できる金具を使用しました。
普段は、いたずら防止のために特殊な道具での連結方法を採用していますが、プラスドライバーでの作業であれば、どなたでも簡単に箱の連結を外すことができます。

レイアウトでは中央部分に、デッキやレコードプレーヤー等の電化製品類、両脇に本やレコードの収納となっています。レコードプレーヤーはスライドトレーを配置して引出して使いやすくする工夫も!!




お届けの際に、
「すごくキレイですね!扉の木目も全部通ってる!」
とお喜びいただきました!

そうっ!デザイン上でもう一つこだわったのが、木目の通し!
幅2600mm、左から右までしっかりと木目が通るように特別に材料をおつくりました。


サイズやレイアウトはもちろん、このように仕様までしっかりとリクエストにお答えしていきます!!
テレビ周りもスッキリとし大変喜んでいただけたのH様、ありがとうございました!
お好きなチェリー材の経年変化も楽しみですね!またお立ち寄りいただき、その後の様子を是非お伺いできればと思います!


皆様もなにかご不便な事はありませんか!?
3rdにご来店いただき、お悩みをどうぞお話し下さい!

お待ちしております!!



2012/10/23

S邸 ダイニングセット お届け

横浜市青葉区のS邸に3rdオリジナル新作ダイニングテーブルのデマンドテーブルとPePeアームチェアをお届けしました。



S様はこのブログをみてお問い合わせいただきました。
以前お届けしてご紹介しているダイニングテーブルに一目ぼれされて、このテーブルが欲しいんです!とご来店!
そのテーブルとは、こちらのテーブルです。


このテーブルは、お客様が細かく注文された完全オーダーメイドのもの。(ご紹介ブログはこちら)

以前からこのテーブルについてのお問い合わせが多く、今回のS様のご注文を機会に3rdの定番のダイニングテーブルとしてデザインを起こそう!とスタッフの中で盛り上がり、今回新作として紹介させていただきました。

このテーブルの特徴は、少し天板の内側に入った脚が外に向かって細くなりながら広がっていく形と、天板の下端を大きく面取りした形状。




この二つの効果で非常にすっきりとスタイリッシュなデザインとなっています!
S様はもっとすっきりさせたいとの事で天板の面取りをさらに大きく落としたデザインとなりました。


ダイニングチェアは、3rdでも人気のPePeアームチェア。
張座は、黒のビニールレザーを使用しました。
すごく落ち着いた雰囲気で同じくウォルナットでお作りしたデマンドテーブルとの相性もバッチリです!


さて、このデマンドテーブルは、幕板の着くタイプのテーブルです。
この幕板は、無垢材の天板の反り等の動きを抑制するために取り付けられる物なのですが、今回のようなアームチェアとのセットの場合、椅子の肘が幕板に当たってしっかりと中に入らない事も。。。


そこで今回は、PePeアームチェアの肘がしっかりと納まるように幕板に欠き込みを入れた仕様としています。


このようにお好みのダイニングセットを使いやすいように条件に合せて仕様を変更できるのは、3rdが自社工房を持ち、オーダーでひとつひとつ丁寧に作って行けるからこそ!
細かい部分ではあるのですが、かゆいところに手が届く、3rdならではの特徴です!


実はご契約をいただいた時はご夫婦お2人でしたが、お届けの際にはお子様が誕生されていました!


お子様が生まれた同じタイミングでS様のご自宅にお届けしたこのダイニングセットは、これからのお子様の成長と共に同じ時間を過ごしていきます。

ダイニングチェアもまだご夫婦の2脚のみですが、これからご家族が増えるたびに新たに揃えていくのも楽しみの一つですね!!

私たちもすごく幸せな気持ちになるお届けとなりました!


S様ありがとうございました!

お子様のお散歩がてら、お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください!
お待ちしています!!

2012/10/21

A邸 サイドボード・チェスト お届け

東京都文京区のA様に特注のテレビボードとチェストをお届けしました。


テレビボードとチェストをお探しだったA様は、たまプラーザ店がオープンして間もない頃一度ご来店いただき、お話をさせて頂いた中で一度、プランをご案内しました。

その時はお帰りになりましたが、この度改めてご来店いただき前回のプランを基に再度ご提案をさせていただきました。

今回のA様のリクエストは、
①テレビボードについては、今後サイドボードとなるようあまりテレビボードっぽくないデザインとして欲しい。
②チェストについては、今回はテレビボードと並べておくけれど、将来は今使っているチェリー材のデスクと並べて使いたい

という「将来を見据えたデザイン」でした。
まず材料については、チェストを将来デスクと一緒に使われるという事でデスクの材料に合せてチェリー材に決定。
また収納する物もお決まりでしたので、それに合せて引出しのレイアウトを起こしています。


そしてテレビボードですが、サイドボードとしての使用も視野にチェストと高さを揃えて製作しました。


少し高い位置にテレビを置くことになりますが、お手持ちのテレビのサイズであれば、問題ありません。
裏面もしっかりと仕上げた仕様にし、配線孔や天板の欠き込みも必要最小限のサイズにすることでテレビボードの雰囲気を感じさせてないようにしています。


レイアウトも扉をつけず、オープンの仕様とし可動棚を配置しただけのものとしました。
実は、中央の可動棚にはひと工夫!
棚板の奥行きを減らすことで、テレビボードとしてデッキ類を置いた時に上下での配線の取り回しをできるようにしています。


一見するとすごくシンプルなサイドボードとチェストですが、天板を無垢板とすることで高級感が増し、使い込むほどのグッと味の出るものになっています!

さて、こちらはA様愛用のチェリー材のデスクです!


チェリー材の特徴は、はじめは薄いピンク色をしていますが、経年変化によって深く濃く色づいていきます。
今回お届けしたテレビボードやチェストも月日を経て、このデスクのように育っていくのでしょうね!!
「このボードやチェストが色づいていくのが楽しみですっ!デザインもスッキリとしていて良いですね!」
とチェリーの魅力を十分に楽しまれているA様。
デザインについてもご満足頂きました!
使い方もしっかりと先を見越したものなっているので、今後もますます楽しみですね!

使用方法を限定せずに色んな使い方を想定してお作り出来るのがオーダー家具の魅力です!
皆様も家具に対して
「もっとこうだったらな~。」
と考えた事があるかと思います!
そんな時はお気軽に3rdへお声掛けくださいっ!


A様、ありがとうございました!
またのご来店をお待ちしています!!





2012/10/18

I邸 ソファ お届け

横浜市青葉区のI邸にソファ innocence(イノセンス)とオットマンをお届けしました。


3rdのお届けしているチラシを見てご来店頂いたI様。
ご家族みなさんでいらして、大変賑やかなこちらも明るくなるようなご家族です。

「ソファを前から探しているんですよ♪」

とひと通り展示のソファにお掛けいただいて、

「うわぁ、すごく良い座り心地!!パパ、これにしようっ!」

とお子様のイチオシがこちらのソファ innocenceでした。


3rdのお薦めする木枠のソファの中でもゆったりとした大きさのあるソファinnocence。
大らかな印象はI様ご家族にピッタリのデザインです。

このソファは、クッションがフルカバーリングですので、カバーを手軽にクリーニングする事ができます。


さらにソファの座り心地の要であるウレタンを交換出来る構造となっているのも特徴!

ウレタンはどうしても傷みがきてしまう素材です。
一般的なソファでは、このウレタンが傷んでしまうと家から工場へ運び出し、張地をすべて剥がして中身を入れ替えるという作業が出てきてしまいます。

木枠の部分は他の木製家具と一緒で大事に使い込む事で一生付き合っていけるもの。
カバーやウレタンはどうしても傷みが来てしまいますが、パーツ、パーツで交換できる構造にすることで大きな手間をかけることなく、最初と変わらない座り心地でずっと使っていける、まさに「一生もののソファ」となるのです!


 
さらにそのウレタンを守る工夫も充実しています。
クッションの下にはウェービングテープを張り込んだ土台を配置。
座った時の上からの荷重をしっかり逃がしてくれるのでウレタンやカバー生地の面づれによる傷みを防ぎます。


ウレタンの大敵は水気。ウェービングテープは吸湿効果のある木の無垢材に張り込んであるのでクッションに湿気が溜まるのを防いでくれているんです!


デザインや座り心地だけではなく、様々な工夫が詰まった3rdのソファに非常に関心いただいたI様。
その日は一度お帰りになりましたが、後日改めてご来店いただきご契約となりました!

I様のご自宅は、高台の上にありました。
ソファを配置するお部屋からの景色はとても穏やか。
休日の昼下がり、ご家族みんなでゆっくり過ごされている様子が浮かびます。


今回、木枠はチェリー材、張地は光沢のあるシルバーの組み合わせ。
お部屋との相性もバッチリでした!


お届けの際は、奥様だけでしたので、ご家族みなさんの感想をお伺いできていないのですが、いかがでしょうか!?きっと楽しい時間を過ごしていただけている事と思います!

お近くにお越しの際は、ご来店いただき感想をお聞かせ下さい!!

I様ありがとうございました!!

2012/10/15

K邸 ダイニングセット お届け

横浜市青葉区のK邸に3rdオリジナルデザインのブリステーブルとneneチェア、ADチェアをお届けしました。


 
ご自宅をお引っ越しされて、ダイニングの雰囲気と合うダイニングセットが欲しい!とご来店されたK様ご夫妻。
お部屋の雰囲気を伺うとメープル材の床に白い壁、幅木や建具も白木が使われていて、やさしさのあるナチュラルな雰囲気の様でした。
そこで、床材と合せてメープル材でのブリステーブルをご提案。

もちろんウォルナットやチェリー材など濃い色を入れてお部屋のポイントとなるようにご提案する事もありますが、今回はご夫婦の雰囲気やお部屋の様子を伺う中で、より明るく、そして爽やかになるようなコーディネートを心掛けました。


メープル材は、その名の通りメープルシロップの採れるカエデの木。

その木肌は非常に緻密で木目も優しい雰囲気。ですが、ボーリングのレーンやビリヤードのキュー、最近では野球のバットに使われる程、非常に硬い打ち傷の付きにくい材料なのです。


ダイニングチェアも素材を合せ、メープル材でハーフアームのADチェアとフルアームのneneチェアを二脚づつご用意。


なんと言ってもポイントはパッと目を引く色鮮やかな張地ですよね!
ビビットながら、かわいらしい色ですし平織りの生地ですので雰囲気はとてもナチュラル!




このたくさんの中からのベストチョイス!K様ご夫妻のセンスが光る色合わせです!

Neneチェアは張地のタイプでお作りしましたが、ADチェアは後乗せのクッション仕様。
これなら板座の椅子としてもお楽しみ頂けますね!


実は、
「テーブル天板の厚みは出来る限り厚くして下さい!」
とオーダーされる程、木の無垢材に魅せられているK様ご夫妻。

お子様もまだ小さく、これから傷もたくさんついていくと思いますが、その傷も「味」として将来に残してくれる無垢材のダイニングセットはきっとK様のご家庭の中で素敵な道具として使われていくのだと思います!


K様ありがとうございました!


3rdでは、ダイニングテーブルを家具の王様と呼んでいます。
ダイニングは家庭の中で、家族が集い顔を合わせる家の中の中心。
将来ずっと使っているけるダイニングテーブルをお探しの方は是非、3rdまでご来店下さい!

お待ちしています!!