2010/11/25

D邸 サイドボードお届け

横浜市港南区D様邸に特注サイドボードをお届けしました。以前からお店の事はご存じで、お部屋の家具は一通りそろえられていたのですが、お近くにお越しの際に、「ちょっと寄ってみよう。」とご来店いただいたD様。
質感のあるものがお好きで、無垢材や家具のお話でオーナーや店長と話が盛り上がり、その中で、実はサイドボードをどうにかしたいと思っていたとのお話があり、「じゃあ1度見に行きますよ!」と、早速ご来店いただいたその日に伺うことに。

早速、実測で採寸させていただいたので、実際のものを見ながら、今の気になる点や、こうして欲しいという点をお伺いし、後日、プランをご提案することになりました。

まず、ドアのある通路側は角が出っ張らないようにしたいということで角を取り、オープンでない方がいいとのことだったので、扉を付けました。また、この部分の扉は、板だと重くなりすぎてしまうのも気になるとの事だったので、ガラスにしたのですが、中身が見えすぎないようにしたいということで、素材を幾つかご提案。サンプルの中から選んでいただいた、少しミラー感のあるフィルムを張ることにしました。もう一通り揃えてしまわれた後だったので、私たちのご提案にも慎重になり、色々と悩まれていたのですが、幾度かお打ち合わせさせていただいた最終的なデザインにご納得いただき、お作りすることになりました。

実は、今お持ちのサイドボードが、壁に直接付いてしまっているものだったので、お届け日の少し前にお手持ちのサイドボードの撤去作業と、壁の補修を行い、当日は設置のみを行うことになりました。今回、一部の壁が少し出ている特殊な形状だったので、上の飾棚の部分は、奥行きを少し縮めて、壁を囲んで隠すように設置しています。
隙間もなく、天井までかなりピッタリに納まっているのがわかりますか?実は、どうしても、設置の際にピッタリ作りすぎてしまうと、壁を傷つけてしまったり、壁や床のちょっとしたゆがみで入らないこともあるので、製作の際は1㎝ほどのクリアランスをみて作ります。その隙間が気になる場合は、フィラーという隙間を埋める作業を行います。職人が現場で隙間を見ながら、鉋でミリ単位の調整をし、取り付けます。今回D様も、フィラー作業が入ったことで、ピッタリ納まりました。今回の特徴はやっぱり、下のかくかくっとした扉ですね!!3rdでは初めてのデザインですが、スタッフ一同大絶賛!!かなりカッコいいです!!私は、「なんかこだわりのD様っぽい・・・。」と思ったのですが、そう思ったのは、私だけだったようです(笑)
でも、私たちの自己満足ではなく、当のご本人D様もお気に入りいただけたとの事。悩まれた末だってので、ちょっとドキドキしましたが、喜んでいただけて良かったです♪
このデザインこれからもたびたび登場するかもしれませんよ。お楽しみに♪

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