2013/01/27

H邸 特注AVボード お届け


横浜市青葉区のH 様に特注AV ボードをお届けしました。



















お手持ちの真空管アンプを入れるオープンラックをお探しで、オーダー家具屋をネットで
検索し、3rdを発見されたH 様。
「入れたい物は決まっているんだけど、気に入るものがないんです。」
とご相談いただきました。

ラックなどを考えていく上で、重要なのは収納する物の大きさです。
それを基準として必要な内寸を出して、ラックの大きさを出していきます。

そこでお手持ちのアンプの大きさをお伺いすると、
さすが!しっかりと資料をご持参いただいていました!
おおむねのサイズが決まり、そこからデザインやレイアウトの打ち合わせです。

H 様のご要望は、
・扉もなく、できるだけシンプルなものに
・耐震面を考慮した物を考えたい
・ボードの角が尖っていないもの
・畳の部屋に置くので、考慮したもの
・本の置けるスペースも確保
・横に置くスペースの配線及びアンプとのコード取り回しはあるが、できるだけ背面を壁
に付けたい
との事。

一時間ほどの打ち合わせの後、後日メールでプランをお送りさせていただきました。
さて、こちらがH様のお手持ちのアンプ。
見る人が見ると思わずホレボレしてしまう逸品!。



















何度も何度もメールでやり取りをしながら、時にはご来店いただきつつ、H様も納得の出来上がりがこちらです!



















あれ?扉が付いている!?
と思われたかともおもいます。

H様が気にされていたのはアンプの熱のこもり。
今回は、扉を格子状にしたので、放熱もバッチリ。
私たちがご提案したこのデザインをH様にお気に入りいただき、下開きの扉を配置した仕様となりました!アンプの周りにも十分なスペース確保しています。



















全体的に大きく面を取ったデザインは、H様のリクエスト。
板材で構成するのではなく、柱で棚を支えます。
背板も無くなり、スッキリしていますね!

棚にはそれぞれ配線のための穴を設けて、パソコンなどの配線を上下でスムーズにできるようにしています。



















家具が壁から浮いてしまうとどうしても揺れやすくなりがち。
配線をしっかりにがしているので、本体をしっかりと壁に付ける事ができます。
棚の奥行きを変えたのは、それぞれに置く物にサイズを合せたから。
上に向うに従って、奥行きが少なくなるので、見た目にも安定します。



















設置は、畳の上と伺っていたので、台輪で全体を支えます。
脚物にしてしまうと、点で自重を受けてしまい、畳を痛めますが、台輪にすると面で自重を分散するので、畳を痛める事も少なくなり安定感も出るんです。



















お届け際は、もちろん喜んで下さったH様。
後日、お礼のメールをいただき、そこにはお届けに伺った職人にオーディオショップのアドバイスも!
またご来店いただき、いろいろお話を聞かせていただければと思います!

H様、本当にありがとうございました。

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