2010年8月のブログでもご紹介している、トラディションダイニングテーブルとチェアをお届けしたご縁で、O様の箱根別荘のリフォームをすることになりました。実は、家具のお話をさせていただいた際に、購入された別荘の、痛んでいたデッキも直したいというお話も一緒にお伺いしていたので、お店の入口にあるデッキのお話から、実際に現場で、どこをどうしたいということを見せていただき、エクステリアのリノベーションを中心に、別荘をリフォームすることになりました。まずは、住居部分と一体化した、今付いているバルコニーとその横に迫り出していた古くなったウッドデッキ部分を解体していきます。
解体が終わったら、奥行きを今よりも広くするので、新たに基礎を作り、柱を立てて、大きな足場を組み上げていきます。そして1階部分に床板を張り、下の階から作っていきます。
元々、テラス部分は2階にしかなかったのですが、2階の奥行きを広げることで1階部分にも柱と家の間にスペースができる為、その部分を利用して1階にもテラスを増設しました。2階は、元々あったバルコニー部分を利用し、板を張っていきます。床板の下は防水加工をし、雨水が流れるようになっています。その他にも、屋根と壁の防水塗装で、グレーの外壁から黄色い明るい外壁に塗りかえたり、内装の扉や金具など細かい部分の交換なども行い、リフォーム完了です!!今回デッキの材料はセランガンバツです。
最初は少し赤味が強い色なのですが、雨に打たれ、風に吹かれ、時間が経つにつれてどんどんシルバーグレーに変化していくので、そうなるのが待ち遠しいです♪そして、夜は照明が点きます。
実はこの照明・・・作りました。
ガーデン用の照明も色々とご提案させていただいたのですが、なかなかお気に入りいただけるものがなかったので、デッキの端材などを使って作ることにしたのです。
写真だと分かりにくいのですが、デッキの両端にあり、いい雰囲気出してます。
今回のお届けは、3rdのテラス工事としてもかなりの大作になりました。台風など、風雨の影響で作業を中断しなければならないハプニングもあり、当初の予定よりも少しお時間を頂きましたが、晴れた日には富士山も見えるとっても素敵なロケーションのこのデッキがきれいに生まれ変わり、O様にも大変お喜びいただきました。夏のお休みを過ごしていただくには少し遅くなってしまいましたが、山が色づくこれからの季節、紅葉から楽しんでいただければと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿