横浜市戸塚区N様邸へ特注サイドボードをお届けしました。以前にウッドデッキを納めさせていただいているN様。お久しぶりにご来店をいただき、今回はお部屋の中の家具を製作させていただくことになりました。
場所は、リビングダイニングとなるお部屋のダイニング側。
壁一面のサイドボードは今回もこだわり盛りだくさんで、明るく滑らかな木目が美しいメープル材で仕上げました。まず向って右側カウンターとサイドボードの隙間ですが、ここにはモデムなどをつなぐコンセントと、それを隠せるように箱状のカバーを製作。結構ピッタリサイズで作ったので、現場で最終調整をしてはめ込みました。
カバーがあるだけでぐちゃぐちゃしたコンセントのたまりも見えません。コンセントつながりで、向って左側のガラス扉の奥にもコンセントを移設。天板上にも蓋を付けて、上に置くスピーカー、中に入れるデッキ共に使えるようにしています。天板の上にコンセントを移設すると、コードが気になってしまうからというN様のこだわりです。また、サイドボードの真ん中の天板を少しえぐった形状にしているのですが、下の台の高さをちょうどダイニングテーブルの高さと同等になるようにH700㎜で設定しており、将来的にここにダイニングテーブルを置いた時に、同じ高さになって、天板がサイドボードの方まで延長して少しでも広く使えるようにというご希望に合せました。
ダイニングテーブルを置かなくても、変な感じもなく、むしろアクセントになっていい感じです。下の扉もダイニングテーブルを置くことを考えて、3枚引戸にして扉を開けるクリアランスの無いようにしました。将来の展望があったので、まだ見ぬダイニングテーブルを想像しながらデザインをしていきましたが、単体でも違和感の無いサイドボードは、抽斗や扉の中身、奥行きなどA4サイズをベースに考えていったので、無駄のない収納としてもしっかり使っていただけると思います。
ここまでたどり着くのにかなりの時間を要しましたが、細かいこだわりが全面に押し出されることなくスッキリとまとまって、デザインした店長も「いやー良かったよ。」なんて言いながら帰って来ました。
もちろん、たくさん迷ったり、考えたりを繰り返してたどり着いたのはN様も同様。出来た時には同じようにお喜びいただき、共にドキドキを分かち合っていたんだなぁ・・・と、改めて感じました。いつかこのサイドテーブルに合せたダイニングテーブルを製作させていただく時が来るのを楽しみにしております。
その時はお子様も、ビックリするくらい成長しているんだろうなぁ・・・なんて。
N様ありがとうございました!またのご来店心よりお待ちしております。
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