まずは、どのようなテーブルなのか見せていただかないと、脚の部分を加工出来るかどうかわからないことをお伝えすると、後日ご連絡をいただき、お伺いして見せていただくことになりました。
実際に見せていただくと、しっかりとした無垢材の天板のもの。作り直すことも可能であることをお伝えし、4本脚のタイプで反り止めの幕板を付ける形状で、リメイクすることになりました。
実際に漆の塗膜を削ってみると、元の木の状態が出てきました。基本的に漆塗装の場合は色が付くので、こんな機会でもないと元の表情を見ることなかったかと思うと面白いですよね。
表情を見るとおそらくタモ材なんじゃないかなぁと思いますが、木目がしっかり出てきてとってもキレイです♪元のテーブルをご存じの方にも気付かれないんじゃないでしょうか。
木部はテーブルに合せて、木目や色の雰囲気の似ているナラ材で作りし、座面はどちらも同じビニールレザーのカーキ色で張ることにしました。
先日のブログで椅子を何点かご紹介した中に同じビニールレザーのカーキ色で、木部をウォールナットでお作りしているのですが、今回のナラ材に合せてみると、また全然印象が違います。
無事納まって良かった!(笑)
でも、そこから学ぶこともあったり、生まれ変わる面白さを実感できたりと、とてもいい経験をさせてもらえてるなぁ・・・と感じます。
お届けの際にはH様にも、驚きと喜びを感じていただけて、私たちにとっても、いつもとは違う喜びを感じることができました。
これから先も、今まで以上に、生まれ変わったテーブルに、思い出を詰め込んでいっていただきたいと思います。H様ありがとうございました!!
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