テレビ台と飾る棚の部分が一体になった壁面収納をご希望だったK様。
早速お部屋にお伺いすると、3方向からの梁が！そこで、天井までではなく、その中で一番低い下り天井の高さに合わせてお作りすることになりました。
今回のK様の場合だけでなく、壁面収納はこの大きさの物をそのまま持っていく訳ではありません。お部屋に搬入するにも、玄関や、ドアなどの障害物を避けなければならないので、お届けの時はある程度のパーツにして運びます。そしてそのパーツを、設置する場所でどんどん組み上げて出来上がるんです。
なので、配送はもちろん私達で伺います。このような収納は、組み上がって初めて出来上がるので、３ｒｄの職人達の最後の仕事になるんです。職人の仕事が目の前で見られるのも、こんな時しかないんじゃないでしょうか？なんだかちょっとわくわくしますよね♪
今回K様は、立ち会われたのが奥様だけだったので、ご主人様も見たがっていたと、残念そうでした。
組み上がった最後の仕上げとして、家具と壁の間を埋めるフィラー作業があります。基本的に家具はお部屋ピッタリにお作りするのですが、最初から隙間無く作ってしまうと、お部屋の水平が取れてない場合が多いので、変な隙間が出来てしまったりするんです。なので、あえて5～10㎜くらいの隙間が出来るように作り、その隙間をみながらカンナやノコで微調整していきます。
ほんとにキレイにピッタリです！0.1ｍｍの世界です！！
TVやDVDなどの周辺機器の配線をつなげて、ついに完成です！！
TV周りは収納メインというよりもディスプレイをメインとしたデザインになりました。元々TVは置かれていたのですが、配線も全く見えなくなり、お部屋を最大限に活かした、ほんとにカッコいい空間が出来上がりました！！
「とっても楽しみにしているんです。」と言っていただいていたK様も、実際にできたこの壁面収納を見て、とってもご満足いただけました。飾られるものもいろいろ考えていらっしゃるとのことなので、もっと活用されたK様の壁面収納が完成したら、また見せてくださいね♪
K様ありがとうございました！
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