今回ご紹介するBKFチェアは、1900年代のミッドセンチュリーと呼ばれる時代にデザインされました。当時売れた数は、なんと500万脚以上!エポックメイキングなものとしてその時代に支持されていたようですね。バタフライチェアとも呼ばれていて蝶の羽が広がった様な背もたれは、おおらかな大きさがあり、崩して座っても安心して体を預けることができます。しばらく生産が中止されていたものの近年復刻されました。
O様は、お引っ越しされたばかりで寝室に置くラウンジチェアをお探しでご来店されました。
寝室にラウンジチェア・・・、なんとも贅沢な癒しの空間になりそう!とご紹介させていただいたのがBKFチェアです。
サイズは高さ900mm、幅、奥行き共に850mmあり、その大きさを心配されていましたが、 ご覧の通り脚元は細い金属性のフレームのみで構成されていて、角のない有機的な優しさを感じるデザインとなっているので圧迫感はまったくありません。
最初のご来店は旦那さまだけでしたが、後日一緒にいらした奥さまも「素敵ですね~!」と大変お気に入り頂いてご購入となりました。
そのシンプルな構造はノックダウン(組み立て)式になっていて、女性でも簡単に組み立てることができます。 下の写真は、脚のフレームのパーツです。
これを組み立て、カバーを掛けて出来上がり!
「玄関、通るかな・・・。」
と納品の時に玄関を通るか心配されていましたが、問題ありません!
設置させて頂いたお部屋は、雛人形が飾ってある籐張りの中板をあしらったサイドテーブルと木製シェードのフロアランプで、温かで落ち着いた雰囲気。
そこに置かれたBKFチェアは、照明やテーブルとの色味と天然素材同士の組み合わせが相性良く、違和感なく溶け込みました。
素材の良い革のお財布や靴と同じで、使い始めは硬く感じるかもしれませんが、使いこむことで馴染み、そして色も深く飴色に変わっていきます。そのエイジングは木材と同様、大きな魅力ですよね。
BKFチェアは、たまプラーザ店にて常時展示しておりますので、その座り心地を是非お試しください!お待ちしております!
O様ありがとうございました!
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