鎌倉市U様邸の和室の改装、オフィス用デスク、チェア、サイドボード、テーブルをお届けしました。オフィス移転に伴い、家具を揃えたいとご来店下さったU様。
図面を見ながら様々なご要望をお伺いし、緑が見渡せるとっても眺めのいいオフィスの中心となる家具と、和室の改装をさせていただくことになりました。
オフィスの中心となる家具・・・それはデスクです!
お部屋の中心でもあり、お仕事の要でもある重要な家具。
スタッフのみなさんと大きな机を囲んで仕事をしたいということで、サイズもででーんとW2800×D1300の4人が囲める一体型のデスクです。ちょっとした事なのですが、脚はただまっすぐではなく45°の面を取り、デザイン性も加わって強度的に必要な厚みが、シャープな印象になりました。ウォールナットの濃い茶色も、風格と落ち着きを醸し出してくれています。
パソコンを使うのに必要な電源は、手元からも近いテーブルの下に移設しているので、天板には出っ張りがなく、コードも見えないようになっています。合わせた椅子は1000arm chairとnene chairを2脚ずつ。どちらも黒い革でお作りしているのですが、全体的に張ぐるみの1000arm chairはビニールレザーで、ウォールナットのアームが特徴的なnene chairは座面のみの張地が本革です。写真では分かりにくいと思いますが、実際・・・分かりにくいです(笑)
共にアームチェアで、座り心地もよくゆったり掛けていただける椅子なので、気持ちも穏やかに仕事もはかどってくれるといいですね。デスクに後ろにはTVボードも兼ねたサイドボードを設置。
奥行きも高さもあるので、結構収納できます。
ポイントは、天板のコードを通すところのフタです!お店に展示しているデスクに付いているものをお気に入りいただき、同じウォールナットで制作しました。
TVを置いてしまう部分なので、隠れてしまうのがもったいない出来栄えです。デスクだけでもこれだけの大きさがあるものです。もちろん相当な重さもあるのですが、これを店長と社長2人で配送・設置は相当ハードだったようで、お届け終わりには汗だくで帰ってきました。いや~、スゴイです!お疲れ様です!!
和室のリフォームは家具お届けの前からスタートし、「純和風」にこだわったU様の粋な心が随所に感じられるお部屋に。床の間の床板は木目も美しく、天井は網代で、矢羽編です。また、最初はなかった丸太の床柱も建てました。座卓は、オフィススペースのブラックウォールナットに対して、こちらは国産のクルミの一枚板を仕上げてお届け。
同じクルミなのですが、細かい種類の違いや育った環境の違いで、色も全然雰囲気も随分違いますよね。
わびさびを感じる和室には、ちょうど良い柔らかさが安らぎの印象を与えてくれています。まだ、この時には掛け軸が無かったのですが、ゆくゆく軸がかかり、完成した時には落ち着きの空間となることでしょう。家具を一通り納めさせていただいた最後にご注文いただいたリビングテーブルは、1人掛けソファで挟んだ真ん中に置くということで、ソファよりもひと回り小さい正方形のサイズを、朝食を取ったり、パソコンをするにもちょうど良い高さにこだわってお作りしています。デスクの脚と同じ45°の面を取ったデザインで合わせたので、親子のようにピッタリ納まり、ついにすべてが完成となりました。お届けが、すべてまとめて一気に!という訳ではなかったので、随分とここまでが長く感じられ、U様も「やっと完成しました。」と、最後のリビングテーブルお届けをお待ちいただいていましたが、私たちもここまで出来あがったのを見せていただくと、やっぱり嬉しいですね。U様ありがとうございました!やっと完成した素敵なオフィスで、今後ますますのご活躍をお祈りしております。
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