横浜市保土ヶ谷区K様邸へリビングテーブルをダイニングテーブルに変更してお届けしました。お母様が膝を悪くされ、今お使いの座卓をダイニングテーブルに変えたいとご来店下さったY様。
無垢のウォールナットのテーブルを使ってらっしゃるということで、まずは今、どのように脚が付いていて、取り外しが可能かどうか、新しく脚を取り付けられるかどうかを確認する為に、一度テーブルを見せていただくことになりました。元々の座卓は面脚が付いていて、内側の幕板に固定されていたのですが、脚がどんな風に固定されているかというのは、なかなか見る機会があるものでもないので、K様も「こんなふうになっているんだ~」と、驚かれていました。
(私たちも、なかなか自分たちの製作したテーブルでないもの作りを見せていただく機会もないので、勉強になりました。)
座卓用の脚も取り外せるタイプで、ダイニング用の脚も問題なく取り付けられることが分かり、4本脚のタイプでお作りすることになりました。元々あった座卓用の幕板は残して、さらに外側に幕板を回し、4本の脚を取りつける作りにしています。
横から見ただけではわからないですし、下からのぞきこまないと、こんなふうになっていることには気づきません。今回製作した幕板は、いずれ座卓に戻すことがあった場合にも、取り外しが出来るように制作したので、元の脚をまた取り付けられるように、元の幕板を残すカタチでの製作になったのです。
テーブル自体とてもおキレイにお使いのご様子で、色もちょうど良い感じに変化して、落ち着いた雰囲気になっていたので、あえて天板は表面を少しだけ塗装でお手入れをして、納めさせていただきました。
なので、脚と天板の色が少し違っているのですが、使っていくうちにどんどん変化していき、馴染んできますので、気長に使っていただきたいと思います。テーブルをお預かりしている間、代替えの椅子とテーブルを貸出させていただいていたのですが、お出迎えしていただいたお母様は、「膝が楽でした。」とおっしゃっていたので、今まで馴染みのあったテーブルが、これからは新しいスタイルで使えるようになり、落ち着いてお食事も楽しんでいただけるのではないかと思います。お届けの際にお見えでなかったK様から後日お礼のお電話をいただき、改めて「良かったなぁ。」と、温かい気持ちになりました。
K様ありがとうございました!
また、何かありましたら、お気軽にご相談下さい。
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