横浜市緑区K様邸へ壁面収納をお届けしました。今までお使いだった壁面収納を買い替えたいとご来店下さったK様。
TVを買い替えて大きくなったり、昔使っていたけど今はもう使っていないものが入ったままだったり、開かずの扉があったりと、全体的にリフレッシュしたいという思いをお伺いし、ご提案資料をお作りして早速ご自宅へお伺いしました。何を残し、何を無くすのか・・・。
ここがK様のボードでの1番のポイントだったのかもしれません。
収納力は欲しい。でも、TVも大きくなり収納スペースはどうしたって少なくなる。
天井いっぱいまでになる為、若干サイズは大きくなるけれど、入れるものが少なくならないとやはり納まりきらない。
開かずの扉に納まっていたものや、古くなって使わなくなったものなどを減らすという作業をK様には頑張っていただき、私たちは残すものをしっかりと収納でき、飾ることも楽しめるボードを作り上げる。と言うことで、お届けさせていただくことになりました。まず、お部屋には普段使う入口がボードを設置する壁の左側、向って右側面にあったので、人の動く動線が決まっていました。
そして、ドアがあっても生活空間は壁面収納を設置する壁に向かってソファなどが配置されていたので、ボードの中心にTV部分を配置するのではなく、壁の中心にTV部分がくるよう、あえてボード自体はアシンメトリーにして、お部屋全体でみた時にバランスよくなるようになっています。まず、向って右側は娘さんのスペースです。
下台は引出しを4杯入れて、収納メインで。
中段にはお花など日々何かを飾り楽しめるような場所になるようにしたいとのご要望で、あえて大きくオープンの部分を作りました。そして天袋は、様々なものを隠してしまえるようにと大きめの板の扉を付けました。そして、向って真ん中から左側にかけてはお父様のスペースとして。
オーディオ類が多く、レコードや大きなアンプなど、メインで入れたいものが多かったので、どのように配置するのか試行錯誤・・・。さらに、元々のボードもそうだったのですが、TVアンテナやケーブルなど、別の部屋から持って来なくてはいけないものがあり、(全体の写真の向って左手の上と下にコードが出ているのがそれです。)それに伴って配線をどのように取り回してコードを通すのかを考えるところに頭を悩ませました。
何とか、あまり見えないように様々なところに通し穴を空けたり、後ろを通したりして設置完了。
電機類がボードに納まっている写真が無いのが残念ですが、何とかまとまり一安心。上段は中身の見えない天袋を作ろうという案もありましたが、大きなガラス戸にしているので、圧迫感も軽減されています。
中身が見えるので、何がどこにあるのか分かりやすくていいですね。娘さんのスペースとお父様のスペースと、左右を区分けしていますが、それぞれの区画の中に天袋の板戸、TV横のスピーカー部分を入れるなど、少しずつお互いの要素を入れることで全体のまとまり感が出たのではないでしょうか。設置の際には、作業の様子をずーっと興味深げに見ていたお父様。
「改めて入れがいがありますね。」と、完成時にはおっしゃっていて、新しいボードでの生活への、意気込みのようなものを感じました。
K様ありがとうございました!
こだわりを盛り込んだ新しいボードでの新たなお部屋を楽しんで頂ければと思います。
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