新作odd cabinetをご紹介します。
店内に展示されたのは少し前なので、もうご覧になられている方も
多いと思います。遅くなって申し訳ありません・・・・鉄を使った作品を多く発表している田中 聡さんの作品です。
田中さんによると、ピカソやブラックらが創始したCubism(キュビズム)
からヒントを得てデザインした作品です。
「製作の際には、直線の構成で作り上げる為、曲線であれば逃げる事の
できる寸法的な逃げが存在せず、0,5ミリの狂いも許されない状況で、
板金加工の中でもAランクの難易度。
試行錯誤を繰り返しながら、デザインにかけた時間は2ヶ月を超え
ようやく完成しました。」
と、完成の喜びの、晴れやかな笑顔でお店にお持ちいただきました。扉は、左右非対象になっていて、開けるとまるで羽を広げたようです。
今までは、アートに近い作品を多く発表していた田中さんですが、
今回は、アートと実用性を併せ持った作品を作っていただきました。
背面にはステンレスを張っていますので、鏡より反射が眩しくなく、
落ち着いた輝きを放っています。
中に飾った物が、より素敵に見えるキャビネットです。
言葉では表現しづらいので、ぜひ実物を見にいらして下さい。
田中さんのこだわりと、職人技にきっと感動していただけるはずです!
0 件のコメント:
コメントを投稿